「一度は注文住宅で理想の家を建てたけれど、もう一度”理想”を目指して住み替えたい」
そんなふうに思ったことはありませんか?
我が家もまさにその思いから、住み替えに向けて注文住宅の売却活動中です。
でも実際にやってみると、住み替えって想像以上に難しいんですよね。
特に「家を売る」ことの難しさに、我が家も何度も悩んできました。(今もですが・・・)
前回の記事では、長くお世話になった不動産会社との契約を終了し、新しい不動産会社に依頼する決断をしたところまでを書きました。
今回は、本日新しい不動産会社との契約を結んだので、1年半売却をお願いしていた不動産会社を変えると言う大きな決断から、新しい不動産会社と契約するまでの流れをまとめました。
これから不動産会社を見直そうか悩んでいる、売却が進まないことに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
不動産会社を変えようと思った理由


前回の記事と内容が被っていることがあるのですが、もう一度順を追って読んでもらえたら嬉しいです♪
これまで売却をお願いしていたのは、地域密着型で売買実績が豊富な不動産会社でした。
しかし、
- 専任契約なのにこちらから聞かないと状況報告がない
- 基本はLINEでのやり取りで、レスポンスが遅め(最近の問い合わせ状況などを聞きたいというと電話はくれるが、時間がかかる)
- 内覧も少なく、しばらく内覧がない(最初はついで内覧で数人連れてきてくれましたが、もう1年は全く内覧の気配もなし)
このように不安や不満が募り、モヤモヤする日々・・・。
そんな中で、最終的に「このエリアは売れにくい」とまで言われてしまい、「このままでは本当に売れないかも知れない」という不安がどんどん大きくなっていきました。
それでも実は、不動産会社を変えることに慎重になっていた我が家。
不動産会社を変えることに対して慎重になったことについての記事はこちら↓
でも、ある出来事がその慎重な私の新たな一歩を促してくれることになります。
慎重な私が不動産会社を変えることになった転機となったのは”ライバル物件”の存在
ある日、私がポータルサイトをチェックしていると、「ライバル物件」の掲載が取り下げられていたんです。
その物件は、同じエリアで同じハウスメーカー、ほぼ同じ価格帯(我が家しか少し安かった)
その物件を取り扱っていたのは、我が家が建てたハウスメーカーの不動産会社でした。
その時はまだ売れたのかもわからなかった状態。なのに「もしかしたうちも・・・!」という希望で胸がいっぱいになってしまったんです(笑)
そのことがきっかけで旦那と相談し、我が家もその会社で契約したいと思い立ち、すぐに公式サイトから依頼をしました。
我が家の決断が固まった不動産会社から聞いた”我が家の希望”となる事実
数日後、不動産会社の担当の方から電話がかかってきました。
その電話の中で、ポータルサイトで掲載が取り下げられていた物件(ライバル物件)の話に。
やっぱりその物件は売れたとのことでした。
私の心の中では「やっぱりーーー!」と思いつつ、動揺しまくっていました(笑)
さらに、同じハウスメーカーの別物件も売れていたという事実も!
その話をきいて、ショックだったり、希望を持てたり、あんなに複雑な気持ちになったのは初めてと言っても過言ではありません。(笑)
それに、また新たな事実に気付かされることになります。
不動産会社の担当の方との電話の中の会話でハッとさせられたのは、お客様層の違いについてでした。

新築は予算的に厳しいけど、このハウスメーカーがいいという気持ちがあって、中古でもとハウスメーカー指定で探されている方は結構いらっしゃいます。
つまり、ハウスメーカーの中古物件はこだわりを持たれている層にとっては需要がある!
「ここなら、うちの家の魅力を分かってくれる買主さんが現れるかもしれない!」と希望がもてました。
我が家が専任媒介契約で契約した理由
今回は、この不動産会社が「最後の砦」という気持ちもあり、専任媒介で契約することにしました。
専任にすることで、
- レインズへの登録
- 2週間に1回の状況報告義務など、販売活動が見えやすい
- 1社集中で動いてもらえる安心感がある

媒介契約の種類については、今後詳しく記事にしますね!
「任せるなら、今度こそ本気で動いてもらいたい!」と言う気持ちで、専任媒介で依頼しました。

前回の不動産会社も専任ではあったのですが・・・
契約してからしか不動産会社の動きなどは見えないこともあるので、今の気持ちは前回の不動産会社と同じようにならないことを祈るばかりです・・・
契約の流れと、今後の販売戦略
冒頭に書いた通り、本日契約を結んだのですが、かかった時間は1時間ほどでした。
契約を結ぶ前に、我が家のエリアの売買状況を資料などを見ながら説明してくれ、我が家の売り出し価格が周りの物件と比べて決して高いわけではないということを確認。
ローン残債との兼ね合いもあり、前回と同じ価格で再スタートすることに決まりました!
ちなみに大手不動産会社のため、契約を本部に通したり、サイトの設計やチラシの準備など、少し時間はかかるとのことで、ポータルサイトに掲載されるまでは2週間弱かかるとのことでした。
でも、「その間に探されているお客様がいたら先に案内できます」と言ってもらえたのは、少しの間でもストップしてしまう気がしていた私からしたら安心できる一言でした(笑)

不動産会社の特徴についてはこちらの記事を読んでもらえると嬉しいです♪
ポータルサイトなどに載せる写真は自分たちで撮っておきました
今回、こだわったのは掲載用の写真です。
実は、これまでたくさんのポータルサイトで物件を見てきて”写真で印象が全然違う”と実感していたのと、我が家の写真も不動産会社の方に撮ってもらった写真に納得がいっていないということがあったんです。
写真って、買主さんの見にいきたいという気持ちも左右させるものだと思うんです。
なので、自分たちで時間をかけて撮ることで、納得のいく写真にしたいという気持ちがありました。
- できるだけ明るく・広く・すっきり見えるように片付け
- 時間をかけて角度を変えたり何枚も撮って納得のいく写真を選ぶ
水回りについては、自分たちではキッチンしか写真を撮っていなかったんですが不動産会社の担当の人より、

写真は10枚ちょっとあるとベストです。水回りもみなさん重視されるとことなので写真は撮っておいてください。アピールポイントもあればお願いします。
とのことで、トイレや洗面所、お風呂なども追加で写真を撮りました!
我が家の”売りポイント”
不動産会社の担当と話をしている中で、我が家の売りポイント(アピールしていく点)として上がったのはこちらでした。
- 南東角地で明るい
- 駐車スペース3台
- 大手ハウスメーカーの安心感
- 落ち着いた室内の色味
- 工区が、大手ハウスメーカーしか立てられない限定工区

今まで売れた物件は、買主さんがここが気に入ったと思えるところがあったりすると決まりやすかったです。
とのこと。
我が家も、どこか気に入ってくれる方がいたらいいなぁと感じた話でした!
不動産会社が考える”ライバル物件”と今のきもち
安心できたのは、以前安いから太刀打ちできないと思っていた、同じハウスメーカーの同じエリアの建売住宅がすでに売れ切れたということを聞けたことです。次も建売は建てられる予定はあるようなのですが、以前と同じ価格帯では出ないとのこと。それも良かったと安心できる点でした。
でも、不動産会社の担当の方からみると”強い競合物件”があるとのこと。そちらは今人気の平屋ということで、同じハウスメーカーではないものの、新たな”ライバル物件”の出現です(笑)
それでも、我が家はハウスメーカーの家。その安心感と価値がしっかり伝わってくれたら、「欲しい」と思ってくれる方がいるんじゃないかなと思っています!
正直最初はハウスメーカーの家って高いから売れにくいと思っていたんです。こちらの記事にも書いているのですが、そんな気持ちを変えてくれた担当者の方に感謝です!
不動産会社のターゲット層の違い
前の地域密着不動産会社は、価格層やターゲット層がやや違ったのかも知れません。
と思いたい・・・というのもあるのですが。
販売実績があるということで、安心していましたが、今までそんなターゲット層の違いはあまり意識できていませんでした。
不動産会社を変えてみて、これからの反響の様子などで、余計に不動産会社の選び方が関係していたのかははっきりしてくるかも知れません。
そんな急激な変化はないこともあると思うのですが、これからの記事でも、どんな状況かはリアルタイムで書いていきますね。
最後に
我が家は、不動産会社を変えるという新しい一歩を踏み出して、掲載まで少しもどかしさはあるものの、今は「落ち着いて向き合いたい」「モヤモヤしていたところからようやく新しい一歩を踏み出せた!」という前向きな気持ちです。
不動産会社を変えるって、本当に勇気がいりますよね。
でも、”理想の住み替え”を実現するためには、ときには「いまのやり方」を見直すことも必要なのかも知れません。
我が家も、まだ新しい不動産会社と契約したばかり。まだ、この先はどうなるかわかりませんが、前向きに住み替えが進めばいいなぁと思っています。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪
これからも我が家の住み替えのリアルを書いていくのでよかったら、一緒に経過を追ってもらえたらと思います。
我が家の住み替えストーリー、続きは随時更新しますのでもう少しお待ちくださいね!
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