前回の記事では、不動産会社の選び方や、一括査定サイトを使って感じたリアルな体験について書いていきました。
前回の記事の「注文住宅から注文住宅への住み替え!我が家が最初に行った一括査定と不動産会社選びのリアル」の記事についてはこちら↓を読んでもらえればうれしいです。
今回は、その続きの我が家の不動産会社の契約履歴についてお話ししたいと思います。
というのも、我が家は現在までに複数の不動産会社と契約をしてきました。
それぞれに「期待」があり、「理由」があって契約を決めたのですが、いざ契約してみると、思ったようにいかないこともあって・・・。
この数年間で感じたのは、
「不動産会社選びは、一度決めたら終わりじゃない」ということ。
「このままでいいのかな?」「別の会社に切り替えた方がいい?」
そんな悩みを抱えながらも、何度か見直しを重ねて来た我が家の不動産会社の契約履歴を、今回はリアルにお届けします。
同じように悩んでいる方の、参考になれば嬉しいです!

①最初の契約(A社):大手ハウスメーカー系列の不動産会社と専任で契約
我が家が最初に契約したのは、一括査定を通じて出会った大手ハウスメーカー系列の不動産会社でした。
説明も誠実でわかりやすく、何よりも「大手ブランドの安心感」がありました。
我が家は注文住宅でハウスメーカーの家ということもあったので、「同じハウスメーカー系列の不動産会社なら、ハウスメーカー住宅を希望している買主が多いかも!」と期待したことも決め手の一つでした。
契約は【専任媒介契約】にしました。専任にすることで、「より詳しい建物検査(インスペクション)をしてくれる」と提案されたのですが、実際は検査に時間もかかるため、夫と相談の上実施はしませんでした。でも、こんな提案をしてくれたのも大手だからだったからこそかなと思います。
そして、大手だったからこそだったなと思ったことはもう一つあって・・・
契約早々、契約書を本部に送ったりで、売却がスタートするまで数週間かかり、なかなかスタートできなかったんです。その時のもどかしさは今でも覚えています(笑)
その不動産会社の担当者からは、契約を始めた頃から「我が家と同じような条件で探している買主さんがいる」という話も聞いていて、ほんとウキウキで内覧に来てくれる日を心待ちにしていたんです。
でも、買主さんの仕事の都合でその時期は忙しい時期とのこと・・・、内覧にはいたりませんでした。
契約していた間、ついで内覧で2組ほどの買主さんを案内してくださったのですが、内覧時の説明や案内の様子が私たちにはどこか”控え目”に見えてしまい、「せっかくの内覧なのに、もっと積極的に魅力を伝えてほしい」と思っていたのが正直な感想だったんです。
結局、その不動産会社と契約していたのは3ヶ月ほど。結果が出る前に解約する形になってしまいました。
初めての契約で、結果が出ることを期待し過ぎていた時期。
あの時、もう少し気長に待てていたら、結果は変わっていたかもしれないと、今となっても後悔しています。

なぜ後悔しているのかをもう少しお話しすると、
その後、その会社と再契約できないか?と連絡をしたことがあったんです。
でも、会社の方針で再契約はできないとのこと。
契約を続けていたら、我が家のような条件の家を探していた買主さんとご縁があったのでは?
誠実な担当の方だったので、なかなか進まなくてもいろいろ売却の仕方を考えてくれたのでは?と考えてしまい、後悔しています・・・。
②次に契約したのが、現在契約中の地域密着型・売買実績豊富な不動産会社(B社)
最初の不動産会社との契約を解除したあと、次に選んだのが、現在契約中の地域密着で県内でも売買実績が豊富と言われている不動産会社でした。
なぜこの会社にお願いすることになったのかというと、
それは、まさに「住み替えをスタートした直後のワクワク感」がきっかけでした。
まだ、「きっとすぐに売れるに違いない!」と前向きに思っていた時期。
新しい家のためにハウスメーカーを巡っていた中で、あるハウスメーカーの営業さんからこんな話を聞いたんです。

「つい最近、うちで建て替えをされたお客様が、年配の夫婦の方で豪邸ではあったようなのですが、この不動産会社(B社)で売却したら、3ヶ月ぐらいですぐ売れたみたいなんですよ」
しかも、その売れたというお宅は我が家と同じハウスメーカー・我が家と同じエリアの家。
この話を聞いた私は、「これは縁かもしれない!」「きっと我が家もいける!」と希望に満ち溢れて、その不動産会社との契約を決めました。
最初の訪問時の印象もとても良く、地域に根ざしたプロの頼もしさを感じました。
でも、実際に売却活動が始まってからは、少しずつモヤモヤが・・・。
③期待と現実のギャップ。一般契約を挟んで今も続く専任契約の葛藤
この会社とは専任契約でのスタートでした。
でも、売却活動が始まってみると、
- 専任契約なのにこちらから聞かないと状況報告がない
- 基本はLINEでのやり取りで、レスポンスが遅め(最近の問い合わせ状況などを聞きたいというと電話はくれるが、時間がかかる)
- 内覧も少なく、しばらく内覧がない(最初はついで内覧で数人連れてきてくれましたが、そのあとは全く音沙汰なし)
というように、売却活動が見えにくく、停滞している感覚が募っていました。
「専任契約なのに、この対応でいいのだろうか?」
そんな疑問もあり、一時は契約形態を一般媒介契約に切り替え、地元の小さい不動産会社(C社)にもお願いしてみたのですが、そちらは一般契約にしては紙での報告書を定期的にはくれていたもののほぼ内容のない白紙の報告書を送ってくれるのみ。積極的な関わりも見えず、そちらは約7ヶ月間で一度も内覧がないまま契約を解除しました。
そして、今はB社との専任契約に戻し、専任契約の方が集客しやすいと言われ、3ヶ月が経過しようとしています。
ですが、売却価格を下げても反応なし。
不動産会社に現在の状況を聞くと、

県内の中古住宅の売買はかなり増えてきているのですが、(我が家の住んでいるエリア)の動きは良くないと感じています。
とのこと・・・。
その説明を聞いて、内覧もないこの状態に納得はしつつも、このまま何も前に進まない状況に「このままで本当にいいんだろうか・・・」という迷いでいっぱいです。
実は、何度か「違う不動産会社に変えた方がいいのでは?」と考えたこともあります。
でも、
- 最初の不動産会社と短期間で契約解除してしまい、再契約できず後悔したこと
- 今の不動産会社が県内で実績があるというのは事実であること
- 他に「ここなら!」と思える不動産会社が見つかっていないこと
などから、契約変更に踏み切れずにいるのが現状です。
④これからどうしていく?我が家が悩んでいること
実はまた、家の価値を知りたい、不動産会社を選びたいという思いから一括査定サイトの利用をしようかなと思ったりしているところなのですが、そんな状況の中で、あるサービスに出会ったんです。
でも、そのサービスを利用したところ、思わぬ結果が・・・。

その記事についてはこちらを読んでもらえるとうれしいです♪
というように、今も正直迷い続けています(笑)
このままこの会社で粘るべきか?
また新たに動くべきか?
ローン残債の問題もあり、価格をこれ以上下げるわけにもいかず、時間だけが過ぎています。
でもそんな中でも、私たち家族が住み替えにこめている想いや、理想の暮らしのイメージはブレていません!!!
だからこそ、今後も悩みながら探り探り前向きに住み替え活動に励んでいきたいと思っています!
まとめ
思えば、どちらも(3社目は置いといて・・・)「これだ!」と思って選んできたはずなのに、思うように進まず、住み替えって本当に大変ですよね(笑)
「大手の安心感」も「地域密着のスピード感」もそれぞれに魅力があって、きっとどれが正解だったなんて、振り返っても答えは出ないのかもしれません。
あるのは”今のこの状態が現実”という事実だけ。
でも、少なくとも一歩ずつ動いてきた分、今の私たちは”住み替えを始めた当初の私たちよりもちょっとだけ現実を見る目”が育っていると思っています(笑)
住み替え活動はまだまだこれから!
ここまできた自分たちの経験をもとに、これからも住み替えに向けて前向きに頑張っていきます♪
次回は、記事の途中でちらっと書いた、「住み替えに悩みに悩んでいる我が家がとあるサイトの存在を知って、期待して使ってみた体験談」について書きたいと思っています。
追記:その記事がこちらです!

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
次回も読んでもらえると嬉しいです♪
住み替え仲間のみなさん、お気軽にコメントくださいね!
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